Author Archives: Cedolin

リワーク

 

リワークを卒業した2度目の復職後、朝の症状は相変わらずでしたが、「やれることをやってダメなら仕方ない。大切なイベントや会議がある日は前もって台本を用意して、もしもの時のため、他の人にお願いしておくようにした。」

「今の自分にとって毎日確実に定時で出社するよりも、出社できないことを見越して備えをしておくほうが、合っている」

とうつ病で苦しんでいたCさんは教えてくれました。

 

 

うつ病と付き合うCさんの言う、『やれること』とはどんなことかを具体的にご紹介します。

 

リワークでは[食事・睡眠・運動]の基本的な生活を整えることを大前提に、疾病教育、ストレス対処法、休職の原因となった症状やストレスの根源を振り返るプログラムなどを受講します。

リワークに通所し始めたCさんはまず、 [朝食をしっかり食べる、疲れたら早く寝る、趣味のバスケ]など日常生活の改善に重きを置き、徹底するようになりました。

 

 

その上で、復帰後も事あるごとにCさんが活用していた方法がありました。認知行動療法という心理療法の1つで『コラム法』と呼ばれるものです。

ネガティブな感情に陥った時の状況、気分、感情(自動思考)、根拠、反証、適応思考、今の気分を表に書き出すことで、場面に適した思考に修正するスキルです。

 

例えばCさんの場合・・

状況

急なトラブルで残業が発生し、長男の保育園のお迎えに行けなかった。

 

気分

落ち込み(80%)、不安(40%)、怒り(10%)

 

自動思考

:自然に浮かぶ思考

妻に負担をかけてしまう/夫・父親として不甲斐ない、ダメな夫・父親だ

根拠

:そう思った理由、自動思考を裏付ける事実

妻は次男の世話で手一杯、疲れている/自分の方が家事・育児の分担が少ないにもかかわらず、役割を果たせなかった

反証

:自動思考に矛盾する事実

自分はフルタイムで仕事をしている、残業もある/出勤前や休日は家事育児をしている

適応思考

近くに住む両親を頼ったり延長保育もできる。仕事が忙しい時期は家事育児の分担を見直そう。たまには休日に夫婦2人で過ごして気分転換しよう。

今の気分

落ち込み(40%)、不安(10%)、怒り(5%)

 

 

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