栃木県保育協議会保育士部会主催の講演会で話してきました

1月29日、栃木県福祉プラザホールで栃木県保育協議会保育士部会主催の講演会「DVが子どもに与える影響」~アニメ「パパ、ママをぶたないで」から考える~というテーマでお話してきました。

参加された保育士さんは約150名。

子どもたちと接する時間の長い保育士さんは、子どもたちの身体のあざや傷などから微妙な変化を見つけやすいので、素早い支援につなげることが期待できます。

「パパ、ママをぶたないで」は、ノルウェーの女性監督アニタ・キリが実話を基に6年がかりで制作した素晴らしい作品です。

主人公のボイと母親は、父親の暴力に怯えて暮らしています。

ボイは、ママがパパにぶたれるのは「自分が悪い子だから」と自分を責めています。

仲良しの犬が、王様にお手紙を書くようにすすめます。ボイは勇気を出して王様にお手紙を書きます。

このアニメは「一人で苦しまないで」「誰かに話していいんだよ」「君の責任じゃあないんだよ」と訴えかけるメッセージ性の高い作品です。しかも美しい映像で芸術性にも優れています。

  「しつけ」と称して正当化される子どもへの暴力も、DVも、障がい者や高齢者への虐待も、「家庭」という私的領域の中で起こります。

外からは見えない「家庭」は、弱い立場の人にとっては「危険」な場でもあります。

家庭が必ずしも安全な場ではないことをお伝えしてきました。

メモを取って聞いてくださる方も多く、感謝です。